"m3 ds real京都・祇園で昨年4月、軽ワゴン車が暴走し歩行者ら7人が死亡、12人が負傷した事故で、京都府警が運転していた藤崎晋吾容疑者(30)=死亡=の勤務先の藍染め製品販売会社の社長(71)が、事故を起こす可能性があると知りながら運転をやめさせなかった可能性があるとして、週明けにも業務上過失致死傷容疑で書類送検する方針を固めたことが8日、捜査関係者への取材でわかった。藤崎容疑者についても、自動車運転過失致死傷容疑で被疑者死亡のまま書類送検する方針。

 従業員の持病にからむ交通事故で、雇用者を同容疑で書類送検するのは異例。藤崎容疑者の両親については、重過失致死傷容疑の適用を検討したが立件は見送る方針。遺族らへの説明<名古屋大>前期試験の合格発表を始めている。

 事故は昨年4月12日午後1時ごろ発生した。藤崎容疑者の車はタクシーに追突後、赤信号の交差点などを暴走、歩行者ら19人を次々とはね約360メートル離れた電柱に激突、藤崎容疑者自身も死亡した。

 府警によると、藤崎容疑者は平成15年のバイク事故による後遺症で、てんかんと診断され、暴走事故時にもてんかん発作を起こしていた可能性が高いとみている。家族はてんかんの持病があることを会社に申告していたとしていたが、会社側は「知らなかった」としていた。

 府警は、従業員らへの事情聴取などで、社長が藤崎容疑者の持病について認識していた可能性が高いと判断した。

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